ネイリストになるには?必要資格・取得方法・キャリアパスまで徹底解説!

目次
今回はネイリストになるための主な資格や取得までの流れ、働き方や将来性までをまとめました。
未経験者から経験者まで役立つ内容を網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ネイリストに資格は必須?
結論から言うと、ネイリストになるために法律上必須となる資格はありません。
無資格でもネイルサロンで働くことは可能です。
しかし、実際の業界では、ほとんどのネイリストが資格を取得しています。
その理由は、ネイリストの資格が技術力と知識の証明となるからです。
一方でネイリストとして就職する場合には、採用条件として「ネイリスト検定○級以上」を設けているケースもありますが、検定取得だけではなく実際に「お客様にすぐ施術ができるか?」といった部分を重視しているネイルサロンも少なくありません。
そのためネイルサロンへ就職するためには検定取得だけではなく、サロンワークも学ぶと良いでしょう。
主要資格一覧|ネイリストが取得すべき資格や学ぶべき知識とは
ネイリストとして活躍するためには、大きく分けて3つあるとhbazは考えます。
それぞれの特徴と役割を詳しく見ていきましょう。
①JNECネイリスト技能検定
日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催する、ネイル業界で最も歴史と権威のある検定です。3級から1級まであり、段階的にスキルアップできる仕組みになっています。
3級は「ネイルケアに関する基本的な技能及び知識」を問う検定で、ネイルの基礎となる爪の構造やケア方法を学びます。合格率は約80%と比較的高く、ネイル初心者にとって最初の目標となります。
2級では「サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技能及び知識」が問われます。合格率は約40%と難易度が上がり、実際のサロンで働くために必要な技術レベルとされています。
1級は「トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技能及び知識」を認定する最高位の資格です。合格率は約35%と低く、高度なスカルプチュア技術やエンボスアートなどが要求されます。
②JNAジェルネイル技能検定
日本ネイリスト協会(JNA)が主催する、ジェルネイルに特化した検定です。現在のネイル業界はジェルネイルが主流のため、この資格の重要性は非常に高くなっています。
初級では「ネイルケアとジェルネイルに関する基本的な技能及び知識」を学びます。ジェルの基本的な塗布技術や、ジェルネイルに必要な道具の使い方が中心となります。
中級は「ネイルケアとジェルネイルに関する専門的技能及び知識」を問う検定で、グラデーションやフレンチなどのデザイン技術が加わります。サロンワークの中核となる技術レベルです。
上級では「ジェルネイル施術のスペシャリストとして必要とされる総合的な技能及び知識」が認定され、ジェルスカルプチュアなどの高度な技術が要求されます。
③INITY「スタートアップコース」
INITYスタートアップコースとは、プロ向けネイル商品メーカー株式会社hbazが提供する未経験者を即戦力ネイリストへ育成するプログラムです。
ネイリストに必要な知識や技術がない状態から、INITYの商品を使用しお客様に施術ができるようになるまでを1ヶ月半〜3ヶ月で学べる「サロンワーク特化型」コースとなります。
内容は学習期・実習期に分かれており、学習期の学科では爪の構造や爪の病気、ジェルネイルについて、INITY商品の特徴などの基礎知識を学びます。
技術では、ネイルマシンでのプレパレーションやネイルケア、マシンオフ・フィルイン・ワンカラー・グラデーション・チップ長さだしまでを習得することができます。
その後、実習期では学習期で学んだことを活かし、30名程度のモデル実習を行います。
モデル実習を行うことにより、技術力や対応力の向上のみではなく、接客力・提案力までを身につけることができます。
そのため、INITYスタートアップ修了後は、Jrネイリストレベルとしてサロンワークでの入客が可能になります。
「サロンワーク」に特化した知識・技術を学ぶことで就職活動においても有利となり、最速でネイリストを目指すことができます。
INITYスタートアップコースは全国のINITY教育開催校で学ぶことができます。
INITY教育開催校一覧はこちら
その他のネイル関連資格
ネイリストとしてさらなる専門性を高めたい場合は、各ネイルメーカーの商品知識や技術を学べるセミナーの受講をし、講師活動などをする道もあります。
株式会社hbazが展開するINITYブランドでは、現在ネイリストとして働く方に向けた2つのセミナーも開催しています。
スキルアップができる「INITYベーシックアップコース」
INITY商材の特徴や正しい使用方法を理解し、技術・知識力の向上を目的としたカリキュラムです。
サロンワークで必要不可欠な技術・知識を習得でき、顧客満足度の向上に繋がります。
更にはフィルイン技術やチップ長さだしを習得することができ、プレイヤーとしてのスキルアップが可能です。
講師として新たな活動ができる「INITYキャリアアップコース」
INITY各種商品の特徴・使用方法を熟知し、現場ネイリストからスクール開校や講師として活動いただくためのプログラムです。
INITYスタートアップコース(即戦力ネイリストの育成)を自サロンで開催できる
「INITYエデュケーター」
現場ネイリストだけでなく、+aの収入やネイル業界で長く活躍することが可能になります。
INITYキャリアアップコースの詳細はこちら資格取得後のキャリアパス
ネイリスト資格取得やINITYスタートアップコースを修了した後は、多様なキャリアパスが開けています。
自分のライフスタイルや目標に合わせて働き方を選択できるのも、ネイリストの魅力の一つです。
サロン就職・転職の道
最も一般的なキャリアパスは、ネイルサロンへの就職です。
正社員として安定した収入を得ながら、様々なお客様への施術経験を積むことができます。大手チェーン店では研修制度が充実しており、新人ネイリストでも安心してスキルアップできる環境が整っています。
個人経営のサロンでは、オーナーから直接指導を受けられることが多く、より専門的な技術を学べる機会があります。将来的に独立を考えている方にとっては、サロン運営の実務も学べる貴重な経験となります。
更にINITYベーシックアップを受講することで、スキルアップにもつながり、新たなメニューの導入も行うことができます。
経験を積んだ後は、店長やエリアマネージャーなどの管理職を目指すことも可能です。技術者としてだけでなく、経営やマネジメントのスキルも身につけることで、キャリアの幅が大きく広がります。
フリーランス・副業という選択肢
近年、フリーランスとして活動するネイリストが増えています。
自宅での施術や出張ネイル、レンタルサロンでの営業など、働き方の自由度が高いことが魅力です。
副業としてネイリストを始める方も多く、週末だけの活動から始めて、徐々に本業にシフトするケースもあります。自分のペースで仕事量を調整できるため、子育て世代の女性にも人気の働き方です。
ただし、フリーランスでは営業活動や顧客管理、経理なども自分で行う必要があります。技術力だけでなく、経営センスやコミュニケーション能力、更には商品知識も重要になってきます。
自分のサロンを持つ(独立・開業)
ネイリストとしての最終目標の一つが、自分のサロンを持つことです。
自分の理想とするサービスを提供し、ブランドを築くことができます。成功すれば大きな収入も期待できる反面、初期投資や運営リスクもあります。
開業には、ネイリストとしての技術だけでなく、経営知識や資金調達能力も必要です。
ネイルサロン衛生管理士の資格取得や、保健所への届出なども必要になります。
多くの成功したサロンオーナーは、サロン勤務で経験を積んだ後に独立しています。まずは雇われネイリストとして実務経験を積み、将来的な独立に向けて準備を進めることが現実的なアプローチといえるでしょう。
サロン業だけでなく、INITYエデュケーターの資格があれば「INITY教育開催校」としてのスクール業の開業も可能です。
まとめ
ネイリストになるための資格やINITYスタートアップコースについて、 現在ネイリストの方へ向けたセミナーなど、それぞれの必要性から具体的な内容、そして資格取得後のキャリアパスまで詳しく解説してきました。
法律上は無資格でも働けるものの、実際の業界では資格も大事であり、JNECネイリスト技能検定とJNAジェルネイル技能検定の2つが主要な資格であることがお分かりいただけたでしょう。
それと併せて、まずはネイリストとして就職するためにサロンワークを学べる「INITYスタートアップコース」の受講もおすすめです。
INITYスタートアップコースを修了し、即戦力ネイリストとしてサロンで働きながら、資格取得していく道もあるので、ご自身のスタイルに沿って素敵なネイリストを目指してください!
ネイリストのキャリアパスは多様で、サロン勤務からフリーランス、独立開業・スクール開講まで自分の理想に合わせて選択できます。
ネイリストを目指すなら、まずは資料請求やスクール見学から始めてみましょう。
実際に足を運んで雰囲気を感じ、自分に合った学習環境を見つけることが、資格取得への近道となります。あなたの夢への第一歩を踏み出してください。
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